高木神社


上 鳥居
右横 本殿

御祭神 (高皇産霊神(たかみむすびのかみ)
例祭日 6月7日
御由緒 應仁2年の創祀と伝えられ、旧寺島村新田の鎮守として尊崇されており、古くは「第六天社」と称えられ、天台宗正圓寺が別当として管理してた。明治初年、神仏分離の制度が定められ、社名を「高木神社」と改め、昭和15年6月村社に列格した。

厄除

 長い人生の中には、様々の事が有ります。決して順風満帆ではありません。古くからたくさんの人々の経験に照らして、「厄年」といって殊に気をけなければならない年回りがあります。一般に男性は25歳、42歳、女性は19歳、33歳を「厄歳」といっています。
 特に男子の42歳、女子の33歳は「大厄」といい万事を慎むことがよいとされています。又、男女共60歳、61歳、62歳の年齢も人生の中で大きな節目でもあります。神々のはからいにより明日からの人生の開けることを祈りながら、神前でお祓いを受けて、謙虚な気持で生活を送りましょう。

睦月

 親しい人睦まじく交わる月なので、1月を睦月といいます。ところで正月(1月の楽しみというとお年玉です。今はお小遣いのことですが、以前は品物を贈る習慣もありました。ところにより家により、時代により実に様々ですが、比較的多くみられるのが、元旦に親が子供たちに丸い餅を配り、これをお年玉と称していたようです。座があるちか、神が宿っているという信仰があります。年神祀った際の貴重な供え餅を分かち合おうとする心から出ているのです。お年玉は、神様から頂く新しい命といった意味でお年賜(おとしだま)と記した方が良い程です。睦月とは、神様とも睦まじくなる、おめでたい月ともいえるのです。

命の言葉(1月)

 
親子の道は子は孝行をつくし親は慈愛を失うべからず(福沢 諭吉)

天保5年〜明治34年明治期の啓蒙思想家 慶應義塾の創設者 明治3年東京から郷里中津(大分県)へ母を迎えに帰郷中、執筆し郷党に与えた一文。
 (【中津留別の書】)の中に、この言葉がある。諭吉37歳の時である。