三輪里稲荷神社
御祭神
倉稲魂命(うかのみたまのみこと)
真言宗知山派の正覚寺と背中合わせのところにあり、慶長19年(1614年)、出羽國(山形県)湯殿山の修験者といわれた大日坊長が、大畑村の総鎮守として、羽黒大神の御霊の分霊を勧請し祀ったのが、三輪里神社である。
この当時江戸市中に悪病が流行ったため、大日坊長は湯殿山の秘法「こんにゃくの護符」を串に刺して人々に授与した。
初午の日にこの護符をいただき、煎じて呑めば咽喉や声の病に神験あらたかといわれて、護符を求めて集う人達で賑わった。
八広あずま町会の神輿は昭和27年9月7日、西七神社睦の手によって新調され、睦長が大熊仲次郎氏、副睦長が小用繁次郎氏で、祭礼はこの睦によって運営されていたが、後に睦が解散し町会1本立てで奉納されるようになった
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![]() 上(三輪里稲荷神社) 右(宵宮の大神輿、八広あずま町会) |
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9月に入ると、わが町の氏神様、三輪里稲荷(通称、こんにゃく稲荷)の、秋祭りがの第2土曜、日曜日にかけて盛大にと書きたいところですが、今年は残念なことに陰祭りということで、5町会連合の大、中、小神輿もダシも出ませんが、私の住む八広あずま町会だけは、宵宮に大神輿を神輿同好会の「八廣会」が中心なって、八広中央通り央ほどのガソリンスタンド前(佐山商店)から本多地所前までを往復します。
「八廣会」は、小川房男八広あずま町会副会長が年々神輿を担ぐ、担ぎ手が少なくなるを見かねて町内に呼びかけ自ら会長となり、老若男女60名を超える会員が集まり、昨年秋の大祭の後、岩井現会長にバトンタッチし、今では氏神様の祭をはじめ各所の祭に参加しています。
今年は1年間当番町会として、神社の行事執行切盛りには責任を負うという、何時もとは違う年です。
祭の交通、警護、総代会の運営、護符作り(初午の日に当社の「こんにゃくの護符」をいただき煎じて服用すれば、のどや声の病に効くとされる)など、1年交代で各町会(八広あずま町会、西八町会、親和町会、三丁目町会、三輪里町会)が務めます。
三輪里稲荷初午(三輪里稲荷神社)
慶長19年(1614)に出羽の国湯殿山の修験者大日坊が、羽黒大神の分霊を鎮守として勧請し、三輪里稲荷大明神と称したのが始まりと伝えられています。
初午の日に、湯殿山秘伝のこんにゃくの護符を授ける事から、俗に「こんにゃく稲荷」と呼ばれて、人々の篤い信仰に支えられてきました。この護符を煎じて服用すれば、喉や風邪の病に効くとされています。
お賽銭箱の上には、毎日油揚げが置いて有ります。
2月上旬の初午の日、出羽湯殿山秘法の「コンニャク護符」は、疫病
(特にのどや声の病)の守りとして、それを受ける人々でにぎわう。
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![]() 上(境内の一部) 左(神楽殿) |
これが、三輪里神社で行われた、今年(陰祭)の様子です。
牛嶋神社祭 日枝神社祭 飛木神社祭
浅草三社祭 サンバまつり
神田明神祭 亀戸天神社 亀戸香取神社